やっぱり物理が好き

素粒子物理や数学の勉強記録、海外滞在記、その他徒然日記
※「物理ブログ同盟」管理人のブログ

 ※ 各エントリーと無関係な雑談は、こちらへどうぞ >>> 雑談用エントリー
 ※ リクエスト、メッセージ等はこちらからどうぞ(お気軽に♪) >>> リクエストメール

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


にほんブログ村 科学ブログへ

※ この記事は、お役に立ちましたか?
 役に立った……ランキングに投票
 役に立たなかった……他の自然科学関連ブログが集まるランキングへ



 今日と明日は、カガミクリスタルの創業70周年記念歳末特別謝恩セールでした。カガミクリスタルでは年に何度かこうしたイベントがあります。私たち夫婦は、ほぼ毎回行っています。
 ということで今日の午後、行ってきました。

 ご存知の方も多いと思いますが、そもそもカガミクリスタルとは何でしょう。


 海外にもいろいろとクリスタルガラスの老舗はありますが、我が日本が誇る(そして我が国最初の)クリスタルガラスの専門工場です。
 大手デパートでも購入できると思いますが、うちは幸運にも工場そのものが近いので(車で40分くらいか)工場の敷地内にある工場直営のショップによく行きます。

「クリスタルガラス」とは、透明度の高いガラスの総称だそうですが、国際的な基準では酸化鉛が24%以上含まれたものをいうそうです。酸化鉛が、あの輝きを生むのですね。

 カガミクリスタルの製品は、皇室をはじめ、首相官邸、迎賓館、各国の日本大使館などで使用されています。

 もう何年も、旦那が欲しい、いつか買おうと言い続けていた酒器のセットがあります。正規の値段でも5万円。特価でも4万円弱。普段なら見るだけで終わりにしていたのですが、今日は違います。私は旦那の耳元に、そっと悪魔のささやき。
「今年は結婚5周年だから、記念に買っちゃえば?」
 買いました。
 今度のお正月に、初使用しようと思います。

 私が初めてカガミクリスタルに行ったのは、7年前でしょうか。まだ院生の頃です。広告に載っていた地図を頼りに、一人で行ってみました。
 平日なせいか、ショップ内は客はほとんどいません。
 もちろん値段は高いけれど、学生の私でも買えそうなものもあります。だいたい3千円前後をめどにグラスを物色していました。

 すると作業着っぽい姿のお店の人が近づいてきて、
「どうぞ、手にとってみてください」
 と言うではありませんか。私は落としたり傷つけたりするのが怖くて、もちろんそんなことはできません。見るだけです。
「いいですよ、遠慮なくどうぞ」
「えっ、でも……(怖い)」
「手にとってみて、使い心地を試して選んでください」
「えっ、でも……(やっぱり怖い)」
 そこでお店の人が言った、次の言葉が忘れられません。

「壊してしまっても、弁償しろなんて言いませんから」

 なんて職人気質な言葉でしょう。感動しました。
 そうして選んだグラスは、いまでも食器棚の最前列に置いています。

■「カガミクリスタル」公式サイト
http://www.kagami.jp/
スポンサーサイト


にほんブログ村 科学ブログへ

※ この記事は、お役に立ちましたか?
 役に立った……ランキングに投票
 役に立たなかった……他の自然科学関連ブログが集まるランキングへ



<<SUSY講義(13) | Top | 冷え性改善プロジェクト>>



カガミクリスタルとは、さとみさんは目の超えたお方でございますな(素
と書きつつ、一度ここにコメントを書いてみたかった今日この頃です。。。照
ガラスに話を戻しますが、江戸期に発達した切子は各地域によって
独特の紋様、形状があり目を楽しませてくれますです。
値段もピンきりではありますが。。。
お酒も美味しくなりますよん♪
2004/12/04 13:32 URL by 狩野 [ 編集] Pagetop△
ζΤ???????ι??ä??
今の日本で24%の鉛含有量のガラスを作れるのはおそらく各務とホヤだけでしょう。それぐらい「クリスタル」を作るのは厄介なのです。鉛を入れる製造上の理由はガラスの沸点を下げるためですが、同時にガラスを溶かす容器であるツボをも溶かしてしまいます。ツボの成分はガラスの成分とは異なり、またガラスよりも溶けにくいので不純物となって溶けたガラスの中に混ざります。これは工業的には非常にまずいわけで、製品になった時に明らかな不純物になったり、透明なスジ状の不純物になったりします。そこで、それを防ぐために科学的なアプローチと共に職人的なノウハウが必要になるので、どこのガラス工場でも作れるわけではないのです。
ガラスの難しさは高温(1400~1500°)で起こる化学反応なので、その様子がわからないことだと思います。これは科学的な理解の困難を生むと同時に製造上の難しさも生みます。その難しさを一言で言えば、「やり直しがきかない」ということでしょうか。余談ですが。
さらに余談で、昔のガラス(江戸時代ぐらい?)は上記の理由で鉛の大量に入ったガラスが主流でした。これは火力の問題から当然といえば当然と言えるでしょう。
クリスタルガラスのその他の特徴は、(1)通常のガラスよりも「やわらかい」、(2)比重が重いため良い音がする、でしょうか。
2004/12/04 13:37 URL by night_in_tunisia [ 編集] Pagetop△
>酒器のセット
おとそ入れるわけですね(^^)
見ただけで酔えそうですな(笑)
2004/12/04 14:16 URL by ひろきち [ 編集] Pagetop△
久しぶりに、クリスタルのワイングラス
使ってみようかな~
壊しちゃまずいと、いつも安物のグラスを
使ってます。。(笑)
2004/12/04 14:47 URL by りゅう [ 編集] Pagetop△
■狩野さん
確かにこっちでは初めての書き込みですね!^-^
江戸切子、いいですねぇ。
????å???
基本的にお酒は飲めないけれど日本酒は大好きなので(笑)、
あれでおとそを飲むのが楽しみです♪
■night_in_tunisiaさん
はい、竜ヶ崎の近く、つくば市在住です!
night_in_tunisiaさんも工場のほうにいらしたことがおありなんですね。
なんか嬉しい。
HOYA もいいですね~! 結婚祝いにいただいたことがあります。
クリスタルの作り方、大ざっぱには知っていたけれど、
そんなに大変な業だったのですね!!
詳しく解説していただいて、とっても嬉しいです。
化学反応だからこそ、やり直しがきかないのでしょうか。
ううむ、すごい。
■ひろきちさん
そうです、おとそです♪^-^
一年の最初は、酒器を見るだけでも気分良く過ごせそうです(笑)
■りゅうさん
おお、クリスタルのワイングラスをお持ちなんですね!
安いとはいっても、やっぱクリスタルはクリスタル。
素敵な輝きを放っていることでしょう♪
「壊しちゃまずい」そのお気持ちも、よーくわかります(笑)
2004/12/04 15:18 URL by さとみ [ 編集] Pagetop△
「カガミクリスタル」は知りませんでした。
これ見て、
”女性はひかりもの好き”
と思ってしまいました。
すみません、皆さん、いいコメントなのに、一人だけ浮いたコメントになっていますから、残念!
2004/12/05 04:13 URL by calc [ 編集] Pagetop△
■calcさん
ジュエリーのたぐいは(鉱物としてだったら別ですが)
女性のくせにさほど興味はないんですけど、クリスタルは好きですね~
いや、calcさん、全然浮いてないですよ(笑)
というか、”クリスタル”の話題だから女性のコメントが多いかと思ったら、
コメントくださった方全員、男性ですね(笑)
2004/12/05 04:25 URL by さとみ [ 編集] Pagetop△
クリスタルガラスはきれいですよねぇ。
カガミクリスタルサイトの切子はもう陶然!!(^^;
父が好きで、むかし、高価な水差しを枕元に毎晩
おいて、夜中に口を湿らせてました。
きっと晩酌の酒でのどが渇いたんでしょう(^o^)
いつか、全部の仕事から解放されたら、有金はたいて
そんな切子の水差しを楽しんでみたい心境です。
特に、薩摩切子が欲しい(>_<)\(^^ )物欲魔め!!
2004/12/05 17:52 URL by とど [ 編集] Pagetop△
■とどさん
きれいですよねー
きれいなだけでなく、上のほうのコメントで製造法を解説していただいて、
ますます「すごいなぁ」と思うようになりました。
とどさんのお父様、なかなか粋なことをなさいますね!
水差しかぁ。
> きっと晩酌の酒でのどが渇いたんでしょう(^o^)
このへんも含めて、なんか素敵なエピソードですね~
そういうお話を聞くとすぐ影響されて、
「いつか水差しを!」と夢に描いてしまいそうです(笑い)
2004/12/06 02:00 URL by さとみ [ 編集] Pagetop△
ありがとうございます。











管理者のみ閲覧可能にする



Trackback
Trackback URL
» http://feynman777.blog14.fc2.com/tb.php/48-2fa94ee1
» FC2blog user only
| Top |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。