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物理学科の研究室選びについて、先日「雑談エントリー」のほうで alfeさん からご質問を受けました。長くなりそうだったし、他の物理学科の学生さんにも参考になるかもしれないので、記事として書くことにしました。
まず言っておきますが、あくまで私個人の考えなので、実際には各人の考え方・価値観・優先順位といった状況によって変わってくると思います。なので、これから書くことは唯一絶対というわけではなく、参考程度と思ってください。
以下、alfeさんのコメントを引用しながら書きたいと思います。
まずここで、「マスターまで」という方針が決まってるわけですよね。方針によるので、たとえば、
・ドクターを取って、研究者になりたい
・いずれは企業に就職したい
のどちらかで、ちょっと変わってくると思うのです。
物性か、素粒子か。
どちらも同じくらい面白そうで、どっちにしよう? という場合、研究者になりたかったら素粒子、企業就職だったら物性を勧めます。研究としての物理を今後していく場合、素粒子から物性には移りやすいですが、逆は難しいです。ちなみに難しいだけで不可能ではありません。現にそういう人もいます。
ただし……素粒子で研究者になるのも、いまはかなり厳しいのですが……
逆に、企業就職したい場合は、物性のほうが就職率はいいでしょう。はっきり言って、素粒子で就職は厳しいと思われます。もちろんこれも、厳しそうなだけで絶対就職できないだろうということではありません。
今度は、興味の方向性について。就職のことは考えないで、興味の方向性についてのみ書きます。
それでしたら、断然、素粒子です。
それでもやっぱり、素粒子を勧めます。前述したとおり、いざとなったら素粒子から物性への転向は、しやすいですから。はっきりと「物性がやりたい!」というのでない限り、素粒子のほうがいいと思います。
ここで、研究室選びの際に考えるべきことは、おおまかに二つに分けられそうですね。
・将来、どうしたいか?(研究者か、企業か)
・興味の方向性
優先すべきは、前者のほうだと思います。
たとえ素粒子に進みたくても、企業に就職を考えている方には、実はあまりお勧めできません。といっても研究者としての就職もかなり難しいのですが……
どちらかというと、
・将来の就職(研究者でも、企業でも)を考えた場合は、物性
・就職の厳しさをふまえたうえで、興味優先で選ぶなら、素粒子
(もちろん物性がやりたかったら、物性)
という感じでしょうか。
最初のほうで、「研究者を目指すなら素粒子」と書きましたが、ここがなかなか難しいところで、どっちにしたらいいかわからない場合は、より(物理として)つぶしがきくほう、ということなのです。研究者の就職難を考えると、物性のほうがいいかもしれません。
このへん、一概に言えないところがあります。
難しい問題なので、なかなか「一般的にはこうしたらいいですよ」といえないため、うまくまとめることができません。とりあえず、私の考えを書いてみました。
ほかの方の意見も聞いてみたいところですね。たぶん、私とは反対の意見や、全然違った見方もできるかと思います。もしあれば、コメントしてください。もしくは、ご自分のブログで記事を書いて、トラックバックしてください。
よろしくお願いします。
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まず言っておきますが、あくまで私個人の考えなので、実際には各人の考え方・価値観・優先順位といった状況によって変わってくると思います。なので、これから書くことは唯一絶対というわけではなく、参考程度と思ってください。
以下、alfeさんのコメントを引用しながら書きたいと思います。
実はこの先の進路について迷ってまして、ゆくゆくは大学院に行ってマスターまで取れたらいいなぁと思っているのですが、専門分野というのが決めれません。
まずここで、「マスターまで」という方針が決まってるわけですよね。方針によるので、たとえば、
・ドクターを取って、研究者になりたい
・いずれは企業に就職したい
のどちらかで、ちょっと変わってくると思うのです。
物性か、素粒子か。
どちらも同じくらい面白そうで、どっちにしよう? という場合、研究者になりたかったら素粒子、企業就職だったら物性を勧めます。研究としての物理を今後していく場合、素粒子から物性には移りやすいですが、逆は難しいです。ちなみに難しいだけで不可能ではありません。現にそういう人もいます。
ただし……素粒子で研究者になるのも、いまはかなり厳しいのですが……
逆に、企業就職したい場合は、物性のほうが就職率はいいでしょう。はっきり言って、素粒子で就職は厳しいと思われます。もちろんこれも、厳しそうなだけで絶対就職できないだろうということではありません。
今度は、興味の方向性について。就職のことは考えないで、興味の方向性についてのみ書きます。
物理はどんな分野でも関係なく大変面白いと思うし・・・
僕もファインマンの大ファンですし、量子力学は面白いと思います。場の理論なんかにも興味があります。
それでしたら、断然、素粒子です。
でも物性なんかも面白そうだなぁとか、その他興味のある分野はたくさんです。
それでもやっぱり、素粒子を勧めます。前述したとおり、いざとなったら素粒子から物性への転向は、しやすいですから。はっきりと「物性がやりたい!」というのでない限り、素粒子のほうがいいと思います。
ここで、研究室選びの際に考えるべきことは、おおまかに二つに分けられそうですね。
・将来、どうしたいか?(研究者か、企業か)
・興味の方向性
優先すべきは、前者のほうだと思います。
たとえ素粒子に進みたくても、企業に就職を考えている方には、実はあまりお勧めできません。といっても研究者としての就職もかなり難しいのですが……
どちらかというと、
・将来の就職(研究者でも、企業でも)を考えた場合は、物性
・就職の厳しさをふまえたうえで、興味優先で選ぶなら、素粒子
(もちろん物性がやりたかったら、物性)
という感じでしょうか。
最初のほうで、「研究者を目指すなら素粒子」と書きましたが、ここがなかなか難しいところで、どっちにしたらいいかわからない場合は、より(物理として)つぶしがきくほう、ということなのです。研究者の就職難を考えると、物性のほうがいいかもしれません。
このへん、一概に言えないところがあります。
難しい問題なので、なかなか「一般的にはこうしたらいいですよ」といえないため、うまくまとめることができません。とりあえず、私の考えを書いてみました。
ほかの方の意見も聞いてみたいところですね。たぶん、私とは反対の意見や、全然違った見方もできるかと思います。もしあれば、コメントしてください。もしくは、ご自分のブログで記事を書いて、トラックバックしてください。
よろしくお願いします。
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なるほど。やはりこの先どうするか?ということに焦点を絞って考えるのがよさそうですね。
大まかに言って、素粒子を選んだ場合、やはり研究者になるにしろ企業へ就職するにしろ前途多難で、物性の場合は就職にはやはり有利だろうと。
大体こんな感じでしょうか。
まだもう少し時間に余裕があるのでじっくり考えたいと思います。
ありがとうございました。
大まかに言って、素粒子を選んだ場合、やはり研究者になるにしろ企業へ就職するにしろ前途多難で、物性の場合は就職にはやはり有利だろうと。
大体こんな感じでしょうか。
まだもう少し時間に余裕があるのでじっくり考えたいと思います。
ありがとうございました。
2006/08/29 21:19 URL by alfe
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◆alfeさん
でも、就職が困難なだけで不可能ってわけではないので、
もちろん「素粒子をやりたい!」という気持ちがあったら、
そちらを優先させればいいと思います。
結局、将来のことと、自分の興味の度合いとの兼ね合いですね。
まだ時間はあるでしょうから、ゆっくり考えてください。^^
でも、就職が困難なだけで不可能ってわけではないので、
もちろん「素粒子をやりたい!」という気持ちがあったら、
そちらを優先させればいいと思います。
結局、将来のことと、自分の興味の度合いとの兼ね合いですね。
まだ時間はあるでしょうから、ゆっくり考えてください。^^
私もさとみさんの意見に同感です。
私は今、素粒子のD2ですが、将来のことを考えるなら就職しやすい物性や実験系をお勧めしますね。
マスターまでなら素粒子でも就職はあると思いますが、物性や化学の学生に比べたら相当苦労するようですよ。
もし「ドクターにいくくらい専門的に素粒子をやりたい!」というのであれば、いろんな覚悟がいるし、純粋に素粒子が好きという気持ちが強くないとやっていけないんじゃないかな??
私は今、素粒子のD2ですが、将来のことを考えるなら就職しやすい物性や実験系をお勧めしますね。
マスターまでなら素粒子でも就職はあると思いますが、物性や化学の学生に比べたら相当苦労するようですよ。
もし「ドクターにいくくらい専門的に素粒子をやりたい!」というのであれば、いろんな覚悟がいるし、純粋に素粒子が好きという気持ちが強くないとやっていけないんじゃないかな??
◆たかっぱさん
たかっぱさんも、そう思われます?
やはり、素粒子は(とっても面白い分野だけど)就職がネックになりますよね。
就職が厳しくてもやりたい!っていうくらい、素粒子に進みたかったら、
それはそれでもいいと思うんですが・・・
なので、「素粒子も物性も面白そう」と思うのだったら、
就職のことを考えて、物性のほうがいいかもしれませんね。
たかっぱさんも、そう思われます?
やはり、素粒子は(とっても面白い分野だけど)就職がネックになりますよね。
就職が厳しくてもやりたい!っていうくらい、素粒子に進みたかったら、
それはそれでもいいと思うんですが・・・
なので、「素粒子も物性も面白そう」と思うのだったら、
就職のことを考えて、物性のほうがいいかもしれませんね。
通りすがりの物理研究者です。
私は素粒子への興味より集団の運動?の興味に魅かれちょっと違う素粒子とも物性とも違う分野で研究者をしています。
素研への進学は心しないとやっぱりその後にかなりの難所が
控えていると思いますので、ハードルは高そうですね。
でも物理系の就職は研究者ならひとしおに難しく、企業でも
いまいち大変かもしれまんせん。特に博士課程をを出ると・・・
物理に身をおくとそのあたりは覚悟しないといけないと思いますが、やりがいはかなり高いと思いますので、おのおのの天秤に
お任せ?って感じです。
とりとめもないですが、物理研究者のひとつの意見として参考までに
私は素粒子への興味より集団の運動?の興味に魅かれちょっと違う素粒子とも物性とも違う分野で研究者をしています。
素研への進学は心しないとやっぱりその後にかなりの難所が
控えていると思いますので、ハードルは高そうですね。
でも物理系の就職は研究者ならひとしおに難しく、企業でも
いまいち大変かもしれまんせん。特に博士課程をを出ると・・・
物理に身をおくとそのあたりは覚悟しないといけないと思いますが、やりがいはかなり高いと思いますので、おのおのの天秤に
お任せ?って感じです。
とりとめもないですが、物理研究者のひとつの意見として参考までに
◆algearnoさん
物理の中でも素粒子は、やっぱり就職は厳しいですよね。
ご意見、ありがとうございます。
> 物理に身をおくとそのあたりは覚悟しないといけないと思いますが、
そのへんは、すでに物理学科に入っている方の研究室選びというよりは、
物理学科に入学しようとする受験生向けになりますね。^^
> やりがいはかなり高い
おっしゃるとおりだと思います!!
物理の中でも素粒子は、やっぱり就職は厳しいですよね。
ご意見、ありがとうございます。
> 物理に身をおくとそのあたりは覚悟しないといけないと思いますが、
そのへんは、すでに物理学科に入っている方の研究室選びというよりは、
物理学科に入学しようとする受験生向けになりますね。^^
> やりがいはかなり高い
おっしゃるとおりだと思います!!
もう20数年も前の話になりますが、4年のとき絶対に素粒子理論を学びたいと研究室を選びました。でも教授のコメントは「おまえたち(例年より人数が多かったんです)お願いだから教職の単位だけは取っておきなさい」というものでした。当時は教職という職業に全然興味はありませんでしたが、今思えば優しい親心だったんだなあ、と思います。
◆じょーじさん
なるほど、教職免許ですか。
確かに、将来の道は広くとっておくべきですね。
いまはどうなのかな、私たちの時代だと、教職も難しかったです(笑)
教員があふれてた時期ですからね〜
小・中・高校の教員として採用されるのも、なかなか難しかったようです。
それでも、絶対ないよりましですよね。
その教授は、いい方だったんですね。^^
なるほど、教職免許ですか。
確かに、将来の道は広くとっておくべきですね。
いまはどうなのかな、私たちの時代だと、教職も難しかったです(笑)
教員があふれてた時期ですからね〜
小・中・高校の教員として採用されるのも、なかなか難しかったようです。
それでも、絶対ないよりましですよね。
その教授は、いい方だったんですね。^^
興味深く読ませて頂きました。
ただ一つだけ気になったのは、「素論→物性論」は比較的楽だという下りです。
正確には、そんなに単純ではないですよね。
それは要素還元主義の、「物性は素論の応用だ」というのに等しいです。
なるほど、物性理論は第一近似でフェルミオン多体系で扱うので、素論から移行し易いと考えてしまうかもしれません。
が、アンダーソンがいみじくも言った言葉「more is different」もあるわけで。
でも、物性とか素粒子だとか、そう言った枠組みを取っ払ったほうが楽しいですね。
最近はほとんどないでしょうが、昔のベーテの研究室のような、理論物理全般を研究するようなフィールドが残っていれば良いのですが。
あらゆる物理を学び、研究するには、いささか物理学は大きく、深くなりすぎてますね。
だからこそ進学に迷うわけですよね。現在は場の量子論は物性でも必須項目
(ですが、実質的には相対論的な扱いはほとんど使わない。グリーン関数形式の多体摂動論が中心です)となっていますし、一概に場の理論等、抽象概念(しかし非常に大事ですよね)が好きだからといって素粒子に進むのは危険な気がします。ただし、非常に面白いです。
ただ一つだけ気になったのは、「素論→物性論」は比較的楽だという下りです。
正確には、そんなに単純ではないですよね。
それは要素還元主義の、「物性は素論の応用だ」というのに等しいです。
なるほど、物性理論は第一近似でフェルミオン多体系で扱うので、素論から移行し易いと考えてしまうかもしれません。
が、アンダーソンがいみじくも言った言葉「more is different」もあるわけで。
でも、物性とか素粒子だとか、そう言った枠組みを取っ払ったほうが楽しいですね。
最近はほとんどないでしょうが、昔のベーテの研究室のような、理論物理全般を研究するようなフィールドが残っていれば良いのですが。
あらゆる物理を学び、研究するには、いささか物理学は大きく、深くなりすぎてますね。
だからこそ進学に迷うわけですよね。現在は場の量子論は物性でも必須項目
(ですが、実質的には相対論的な扱いはほとんど使わない。グリーン関数形式の多体摂動論が中心です)となっていますし、一概に場の理論等、抽象概念(しかし非常に大事ですよね)が好きだからといって素粒子に進むのは危険な気がします。ただし、非常に面白いです。
◆Dさん
すみません、言い方がまずかったですね。
専門を移るのは、どこに移ろうと「楽」ではないと思います。
物性→素粒子よりは、素粒子→物性のが移りやすいとは思いますが……
(両方の例を見たり、スタッフの意見を聞いたりしても、そう思います)
> 昔のベーテの研究室のような、理論物理全般を研究するようなフィールドが残っていれば良いのですが。
同感です。
ただし、Dさんがおっしゃるように、それをするには物理学は
大きくなりすぎましたね。
素粒子・物性の枠をとっぱらった「理論物理」ができたら、理想です。
場の理論は、物性向けに勉強したほうが理解しやすかったりしますね。
私は素粒子論の講座だったわけですが、マスターコース時代に
物性の場の理論のゼミを、物性講座の人たちとやってました。
異なった角度からのご意見、ありがとうございます。
すみません、言い方がまずかったですね。
専門を移るのは、どこに移ろうと「楽」ではないと思います。
物性→素粒子よりは、素粒子→物性のが移りやすいとは思いますが……
(両方の例を見たり、スタッフの意見を聞いたりしても、そう思います)
> 昔のベーテの研究室のような、理論物理全般を研究するようなフィールドが残っていれば良いのですが。
同感です。
ただし、Dさんがおっしゃるように、それをするには物理学は
大きくなりすぎましたね。
素粒子・物性の枠をとっぱらった「理論物理」ができたら、理想です。
場の理論は、物性向けに勉強したほうが理解しやすかったりしますね。
私は素粒子論の講座だったわけですが、マスターコース時代に
物性の場の理論のゼミを、物性講座の人たちとやってました。
異なった角度からのご意見、ありがとうございます。
ご意見興味深く読ませていただきました。通りすがりですが、素粒子でも物性でもない分野で学生を受け入れる側として一言いいたくて書き込ませていただきます。まず、申し訳ないのですが、さとみさんのご意見には賛同しかねます。素粒子やるなら強い志を持っていて欲しいです、素粒子ダメなら物性だとか、アカデミックな就職がダメなら民間企業だなんて考えて大学院に入ってこられてはたまりません。実際、私の友人達で現在も研究をしている素粒子の人たちは、大学のときから素粒子を研究したくてしたくてたまらないような人たちが集まっているのです。素粒子は物理の分野の中では一番つぶしのきかない分野です。研究室に入るのであれば、軽い気持ちでなく、それを覚悟して入ってきてください。また、いずれ企業にはいるなら物性という短絡的な発想はどうして出てくるのでしょうか?確かに高温超伝導、量子ホール効果などにからんだ企業であれば物性で基礎を理解しておくのは役に立ちます。しかし、企業で光関係の事をやりたい人なら、量子光学の研究室でもいいでしょうし、カオスや非線形の物理も計算機の関係で非常に豊富な応用例があります。宇宙関係の研究室ならひょっとしてJAXAなどにも道が開けてるかも?このように、素粒子か物性かなどと狭い視点ではなく、何をやりたいのかをまずよく考えて、それに相応しい分野に進むことを学生には強く希望します。
◆passer-byさん
ご意見ありがとうございます。
言葉が違うけれど、たぶん言いたいことは近いと思います。
(同じではないですが)
素粒子はおっしゃるとおり「つぶしのきかない分野」なので、
「どちらでもいい」という方だったら、就職のことを優先して考えると、
物性を選ばれたほうがいいと思っています。
つまりは、就職難のことを考えても素粒子がやりたい!というくらいでないと、
素粒子は勧められません、というわけで。
(私は、就職難も聞かされたし、ドクター取れるかもわからないと言われても
素粒子に進学しました)
そして、今回相談を受けたalfeさんの場合、最初からマスターを取って
就職するということのようですので、
就職を念頭に置いたお話をさせていただきました。
大学院は研究者への修行であるでしょうけれど、専門知識を深めたい、
という理由で進学される方もいらっしゃると思います。
ご意見ありがとうございます。
言葉が違うけれど、たぶん言いたいことは近いと思います。
(同じではないですが)
素粒子はおっしゃるとおり「つぶしのきかない分野」なので、
「どちらでもいい」という方だったら、就職のことを優先して考えると、
物性を選ばれたほうがいいと思っています。
つまりは、就職難のことを考えても素粒子がやりたい!というくらいでないと、
素粒子は勧められません、というわけで。
(私は、就職難も聞かされたし、ドクター取れるかもわからないと言われても
素粒子に進学しました)
そして、今回相談を受けたalfeさんの場合、最初からマスターを取って
就職するということのようですので、
就職を念頭に置いたお話をさせていただきました。
大学院は研究者への修行であるでしょうけれど、専門知識を深めたい、
という理由で進学される方もいらっしゃると思います。
さとみさま、早速のお返事ありがとうございます。そうですね、確かに言いたいことは近いかもしれません。ついでに、さっき上の書き込みで書き忘れたことを書かせてください。素粒子→物性という流れについてですが、素粒子でゲージ理論などの基礎を十分に理解しているのであれば、物性に行っても十分役に立ちますが、弦理論などをやっているのは、物理のセンスからして物性に行くのは難しいと思います。というのは、やはり、時空の構造や究極の理論を目指していこうとする比較的フォーマルな方向性と、物性での重要な興味の対象である「ダイナミクス」や多体問題を理解していこうという方向は対極なのです。私の友人で素粒子→物性の過程を経た人たちは何人かいますが、みんな弦理論などではなく、ゲージ理論からの興味ですね。だらだらと書いてしまいましたが、補足でした。
◆passer-byさん
ちょうどパソコンに向かっているところでしたので、
また速攻お返事させていただきます。^^
補足コメント、ありがとうございます。
> 弦理論などをやっているのは、物理のセンスからして物性に行くのは難しいと思います。
なるほど、そういう面は確かにあるかもしれませんね。
弦をやってる方も、場の理論はきっちり勉強しているはずなので、
物性から素粒子にいくよりは、まだいいと思わなくはないのですが、
(あくまで比較して、のことです)
おっしゃるとおり、「方向性」という観点からいうと、難しいかもしれません。
ちなみに私は素粒子の中でも現象論の人間なので、物性にいきやすいかも。^^
(生物物理関連の仕事をしたこともありますし)
いろんな角度からの意見を伺えて、この記事も充実することでしょう。
どうもありがとうございました。
ちょうどパソコンに向かっているところでしたので、
また速攻お返事させていただきます。^^
補足コメント、ありがとうございます。
> 弦理論などをやっているのは、物理のセンスからして物性に行くのは難しいと思います。
なるほど、そういう面は確かにあるかもしれませんね。
弦をやってる方も、場の理論はきっちり勉強しているはずなので、
物性から素粒子にいくよりは、まだいいと思わなくはないのですが、
(あくまで比較して、のことです)
おっしゃるとおり、「方向性」という観点からいうと、難しいかもしれません。
ちなみに私は素粒子の中でも現象論の人間なので、物性にいきやすいかも。^^
(生物物理関連の仕事をしたこともありますし)
いろんな角度からの意見を伺えて、この記事も充実することでしょう。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
